esd(イーエスディー)

●●シリーズ

CAN-USB/400
CAN-USB/400

CPCIserial-CAN/402

2つまたは4つのCAN (FD)インターフェースを備えたCompactPCI®シリアル(PCIe®)ボード、IRIG-Bオプション

D-sub9コネクタまたはD-sub25コネクタ経由の2xまたは4x CAN FDに対応するIntel® FPGA搭載CompactPCIシリアルボード

・ISO 11898-2に準拠した高速CAN (FD)インターフェース、最大5 Mbit/s
・FPGA (esdACC)によるバスマスタリングおよびローカルデータ管理
・PICMG® CPCI-S.0規格による高速PCI Express®インターフェース回線のサポート
・内部CAN終端を調整可能、フロントパネルの切り欠き部から見えるジャンプ線を設定
・MSI (Message Signaled Interrupts)のサポート
・フロントパネルの25ピンD-subコネクタからすべてのI/O信号にアクセス可能
・オプションのIRIG-B入力

幅広いオペレーティングシステムのサポートと高度なCAN診断

・無料のWindows®およびLinux®用ソフトウェアドライバが付属
・オプションのリアルタイムオペレーティングシステム用CAN Layer 2ソフトウェアドライバ
・CANopen®、J1939およびARINC 825プロトコルライブラリ
・ISO 16845:2004認証を取得したesd Advanced CAN Core (esdACC)テクノロジ
・高分解能ハードウェアタイムスタンプ

高度なCANコントローラ

最高のCANパフォーマンスおよび診断を提供するesd Advanced CAN Core (esdACC)テクノロジ

ご要望に応じてカスタマイズ可能

外部温度範囲:-40℃ ~+75℃
エラーシミュレーションのサポート
すべての信号がリアI/O (P3)を経由

無料のWindowsおよびLinux用ドライバが付属

本製品には、無料でダウンロードできるWindowsおよびLinux用ドライバが付属します。
これらのオペレーティングシステムに加えて、他のさまざまな(リアルタイム)オペレーティングシステムもサポートしています。詳細は本ページ下部の注文品目の説明や、アクセサリの説明(該当する場合)でご確認いただけます。ご使用のオペレーティングシステムに対応するドライバの有無については、当社の営業チームにお問い合わせください。

CANネットワークのすばやいセットアップや診断を行える無料のCANツール

CAN SDKで無料で入手可能な当社のWindows用CANツールを使用すると、CAN、CAN FD、およびCANopenネットワークをすばやくセットアップし容易に診断することができます。データロギングが可能であるため、データトラフィックを記録して後工程で分析したり、CSVファイルとして処理したりすることができます。
classical_can
can_fd

CAN FDとClassical CANの比較

従来のCAN通信の限界が見えたとしても、次のソリューションが自動的に産業用Ethernetになるとは限りません。なぜなら、パフォーマンスの向上はCAN FDで容易に実現できるためです。
その根拠や、esd社が開発した対応製品については、当社のCANFDテクノロジページでご確認いただけます。このページの記事「Easily migrate CAN FD machines and systems」(CAN FD機器およびシステムの容易な移行)では、CAN FDとはCANを厳密にどう変化させたものなのか、そしてCAN FDがどのような可能性を秘めているのかを確認できます。esd electronics社では、さまざまな寸法や形状のモジュールとして、強力なesd Advanced CAN Core (esdACC)ベースのCAN FD製品群を展開しています。

CANデータの管理

CANまたはCAN FDインターフェースは、esdACC (esd Advanced CAN Core)によって制御します。esdACCは、esd社が開発し、ISO 16845:2004の認証を取得した規格であり、FPGAに実装されています。
この設計には、CANデータをやり取りするバスマスタリングユニット(ファーストパーティDMA)が含まれています。
これにより、CANインターフェースはホストシステムのCPUやDMAコントローラからは独立して、CPU RAMへの書き込みサイクルを開始することができます。この結果、ホストシステムのCPU負荷やシステムの待ち時間全体が削減されます。
MSI (Message Signaled Interrupts)をサポートしているため、特にハイパーバイザ環境でCANインターフェースを使用することができます。
また、本モジュールは高分解能の64ビットハードウェアタイムスタンプもサポートしているため、CANメッセージの極めて高精度な送受信が可能です。

IRIG-B

CPCIserial-CAN/402-4-FD-IRIG-Bは、追加のIRIG-Bインターフェースを備えています。これにより、アナログ信号やコード化されたRS-422 IRIG-B信号の入力が提供されます。これらの入力はガルバニック絶縁対応です。IRIG-Bの評価は、FPGAに統合された8051マイクロコントローラが行います。

NTCAN APIと使用可能なソフトウェアスタック

NTCAN APIは、CANおよびCAN FDハードウェア向けのクロスプラットフォームソフトウェア通信インターフェースです。十分に体系化されたAPIを使用しているため、あらゆるアプリケーションに容易に統合できます。実装により機能性と汎用性が向上し、CANおよびCAN FDネットワークの制御、設定、および監視に必要なあらゆる手段が提供されます。NTCAN APIは、無料のWindowsおよびLinuxバージョンに加えて、QNX®、RTX®、VxWorks®などの多数のリアルタイムオペレーティングシステム向けのバージョンも有料でご使用いただけます。
このAPIは多数の高度な機能を備えており、上位のCAN/CAN FDベースのプロトコルと組み合わせて使用する場合に最適です。多くの一般的なプロトコルについては、eds社が対応する実装形態を既に提供しています。Classical CANに対応したこれらの上位層プロトコルは、以下を含む多数のオペレーティングシステムで使用できます。

CANopenマスターおよびスレーブスタック
J1939ソフトウェアスタック
ARINC 825ソフトウェアスタック

製品リスト

I.3001.04 CPCIserial-CAN/402-2
I.3001.64 CPCIserial-CAN/402-2-FD
I.3001.68 CPCIserial-CAN/402-4-FD
I.3001.69 CPCIserial-CAN/402-4-FD-IRIG-B

株式会社Renas

〒231-0015 神奈川県横浜市中区尾上町4-57-8F
営業時間/平日 10:00~18:00
TEL:045-285-6051