esd（イーエスディー）

Ethernet

CANゲートウェイおよびブリッジ機能

・ホストドライバにより、ローカルCANボードと同じ方法でリモートEtherCAN/2ゲートウェイを統合
・TCP/IPを用いて2つのEtherCAN/2ゲートウェイを自動CAN-CANブリッジとして設定可能

実績のあるESDソフトウェアパッケージ

・一般的なesd NTCAN-APIによるプログラミングが可能
・esd社のプロトコルスタック(CANopen®、J1939など)およびCANツール(CAN SDK、CANrealなど)を使用
・設定および更新用ウェブインターフェース

その他のオペレーティングシステムおよびSiemens S7-300/400の接続のサポート

公開済みのUDPベースのEthernet Low Level Socket Interface (ELLSI)プロトコルをサポート
UDPでSiemens S7-300/400をCANに接続するためのオプションのソフトウェアパッケージを提供

WindowsおよびLinux用ドライバを提供(下表「ソフトウェアのサポート」を参照)。ご使用のオペレーティングシステムに対応するドライバの有無についてや、他のオペレーティングシステム向けの対応ドライバが必要な際には、当社の営業チームにお問い合わせください。 すべてのESD CANインターフェース用CANドライバの在庫については、こちらをご覧ください。

説明

EtherCAN/2は、CANおよびEthernet間のデータ転送を行うゲートウェイです。本モジュールは、制御用の筐体にハットレールを使用して取り付けるよう設計されており、EtherCANゲートウェイ(C.2050.02)に下位互換の代替品として使用できます。ブリッジモードでは、2つのEtherCAN/2を使用して、TCP/IP経由で2つのCANネットワークを接続できます。

インターフェース

Ethernetインターフェース(10/100 Mbit/s、RJ45) x 1およびCANハイスピード(ISO 11898-2)準拠のインターフェース(20 kBit/s～最大1 Mbit/s) x 1は、MCUに統合されたCANコントローラをベースとしています。

設定および保守

本ゲートウェイにはHTTPサーバが組み込まれているため、ウェブを使用した設定および保守が可能です。ランタイム時の診断イベントやメッセージは、オプションでsyslogプロトコルを使用するか、または電子メールを送信することで表示できます。また、ウェブインターフェースを使用して本ゲートウェイのファームウェアを更新することもできます。

ソフトウェアのサポート

WindowsおよびLinux用ホストドライバを使用すると、本CANゲートウェイをホスト上で仮想CANデバイスとして統合することが可能です。これらのプログラミングは、すべてのesd CANアダプタで使用可能な共通のNTCAN-APIによって行われます。これにより、ホストプラットフォーム上ですべてのアプリケーションやCANプロトコルスタック(CANopen、J1939など)、および各種ツール(CAN SDK、CANrealなど)を利用できるようになります。また、本ゲートウェイは公開済みのUDPベースのEthernet Low Level Socket Interface (ELLSI)プロトコルをサポートしているため、専用ドライバを使用すれば、現状では非対応のホストプラットフォームでも使用できます。

無料のWindowsおよびLinux用ドライバが付属

本製品には、無料でダウンロードできるWindowsおよびLinux用ドライバが付属します。
これらのオペレーティングシステムに加えて、他のさまざまな(リアルタイム)オペレーティングシステムもサポートしています。詳細は本ページ下部の注文品目の説明や、アクセサリの説明（該当する場合）でご確認いただけます。

改善点

EtherCANゲートウェイと比較して、次の技術上の改善が行われています。
• I/Oパフォーマンスの向上
• ウェブインターフェースによる診断機能(CANバス診断など)の強化
• NTCAN-API(ハードウェアタイムスタンプなど)の使用法の改善
• Simple Network Management Protocol (SNMP)のサポート
• 2つのゲートウェイによるCAN-CANブリッジの作成

製品リスト

C.2051.02　EtherCAN/2

株式会社Renas

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TEL：045-285-6051