esd(イーエスディー)

CAN/USBインターフェイス

CAN-USB/Micro

CAN-USB/Micro

D-sub9エンクロージャ内に含まれる小型CAN USBインターフェース

USB 2.0フルスピードでのCANネットワーク

・データレート12 Mbit/sのUSB 2.0フルスピードインターフェース
・1 Mbit/s、ISO 11898-2準拠の差動CANインターフェース
・USBで給電
・マイクロコントローラARM Cortex™-M3

ステータスLED付きの堅牢な金属ケース

・ダイカスト製ケース(サイズ:35 mm x 15 mm x 45 mm)
・2個のLEDでモジュールの状態を表示
・USBケーブル付属
・分解能1 μsのタイムスタンプ付きCANメッセージ

幅広いアプリケーション

・解析ツール向けのサイレントモードをサポート
・esd社のNTCAN-API向けに作成されたアプリケーションとの間で完全な互換性を実現
・CANopen®およびJ1939プロトコルライブラリを提供
・使用現場でファームウェアを更新可能

低コストのPC向けCANインターフェース

CAN-USB/Microは、D-sub9筐体に適合する非常に小型のCAN-USBインターフェースです。ARM Cortex-M3マイクロコントローラによってCANデータを処理します。
絶縁なしのCANインターフェースはUSBで直接給電されます。

無料のWindowsおよびLinux用ドライバが付属

本製品には、無料でダウンロードできるWindowsおよびLinux用ドライバが付属します。
これらのオペレーティングシステムに加えて、他のさまざまな(リアルタイム)オペレーティングシステムもサポートしています。詳細は本ページ下部の注文品目の説明や、アクセサリの説明(該当する場合)でご確認いただけます。ご使用のオペレーティングシステムに対応するドライバの有無については、当社の営業チームにお問い合わせください。

CANネットワークのすばやいセットアップや診断を行える無料のCANツール

CAN SDKで無料で入手可能な当社のWindows用CANツールを使用すると、CAN、CAN FD、およびCANopenネットワークをすばやくセットアップし容易に診断することができます。データロギングが可能であるため、データトラフィックを記録して後工程で分析したり、CSVファイルとして処理したりすることができます。

SocketCANのサポート

この製品は、Linux®カーネル2.6以降、Linuxに組み込まれているSocketCANにより直接サポートされます。このため、本製品は追加ドライバを統合せずにそのまま使用できます。
SocketCANの使用にかかわらず、実績のあるNTCAN API呼び出しを使用したい場合に備え、esd electronics社ではNTCANラッパーライブラリを提供しています。

NTCAN APIと使用可能なソフトウェアスタック

NTCAN APIは、CANハードウェア向けのクロスプラットフォームソフトウェア通信インターフェースです。
十分に体系化されたAPIを使用しているため、あらゆるアプリケーションに容易に統合できます。実装により機能性と汎用性が向上し、CANネットワークの制御、設定、および監視に必要なあらゆる手段が提供されます。NTCAN APIは、無料のWindowsおよびLinuxバージョンに加えて、QNX®、RTX®、VxWorks®などの多数のリアルタイムオペレーティングシステム向けのバージョンも有料でご使用いただけます。
このAPIは多数の高度な機能を備えており、上位のCANベースのプロトコルと組み合わせて使用する場合に最適です。多くの一般的なプロトコルについては、eds社が対応する実装形態を既に提供しています。
Classical CANに対応したこれらの上位層プロトコルは、以下を含む多数のオペレーティングシステムで使用できます。

CANopenマスターおよびスレーブスタック
J1939ソフトウェアスタック

製品リスト

C.2068.02 CAN-USB/Micro

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